【貯金の途中で挫折してしまう理由】
こんにちは。
管理人のたかひろです。
みなさんは貯金をしようと考えた時、理由をはっきりさせていますか?
理由(目標)を決めてそのために貯金をしよう、という順序であればいいのですが、とりあえず貯金をしよう、としても大抵は途中で挫折をしてしまいます。
ではなぜ挫折してしまうのでしょうか?
今回はその理由について考えていきます。
- なぜ貯金をするのか?
それは【お金が必要である】ということです。
当たり前なのですがこの前提を確認することが大事です。前提を踏まえた上でなぜ必要なのかを考えていきましょう。
ではなぜお金が必要なのか?これがつまりは貯金の「目的」になるのです。アレが欲しい、コレがやりたい…等、理由は様々です。
挫折してしまう一番の理由はこの「なぜ」が曖昧だからです。自分はなぜ貯金をしているのかが途中で曖昧になってしまうから途中で止めてしまうのです。
最初はそれが欲しくて貯金を始めたが途中で欲しくなくなって結局貯金を止めてしまう、欲しいけど他のモノに目が移り、今まで貯めていたお金でそれを買ってしまい、結局最初に欲しかったものは諦め、同時に貯金も止めてしまう、といった風になってしまいます。
貯金の目的を明確にする事で他に目移りするのを防ぎます。
- 自分に妥協してしまうとこうなる
例を一つ挙げましょう。
ある日雑誌を見てて、10万円のいい時計が載ってたとします。
「時計か…いいなぁ時計。ちょっといい時計が欲しいなぁ。
よし!貯金して買おう!」
Aさんはいい時計を買うために貯金を始めました。とりあえず月1万円ずつ貯めることにしました。
最初は順調でした。しかし4万円貯まった次の月、急な出費が重なり、貯金ができませんでした。
「まぁしょうがないか。出費が重なってしまったからな」
その次の月、ふらっと立ち寄ったお店に時計がありました。最初に欲しい時計より安かったのですがデザインが良かったので「まぁいいか、4万円あるし」とその時計を購入しました。
さて、Aさんは時計を買う事はできました。果たして本当にこれで良かったのでしょうか?
ここで私はあえて言わせていただきます。
「Aさんの貯金は失敗したのです。」
- 本当の目的は何なのか
時計を買う、という目的は果たしたのでその意味では貯金は成功したと言えるでしょう。しかし、当初の目的は10万円の時計を買う事。Aさんは当初の目的から離れてしまったのです。
ではなぜ4万円の時計を買ってしまったのか?
それはまずAさんが時計を買う、という曖昧な目的だけで貯金を始めたからです。始めから「10万円の時計を買う」という明確な目標を持てれば途中で挫折する事はなかったかもしれません。
そしてもう一つの理由が妥協です。ランクは低いけど時計買えるからいいや、という思考が途中で挫折した原因なのです。
Aさんの今回の本当の目的は達成できませんでした。本当の目的は「時計を買う」ことではなく、「10万円の時計を買う」ことなのです。この違いを気づくことが大事です。
時計が買えたから貯金は成功した、ということであればそれでもいいと思います。しかしそれでも失敗であると申したのは、今回の事例が成功であればこの先同じことで貯金をしてもAさんは同じ結果になる可能性が高いでしょう。みなさんにも同じ様なことになってほしくありません。10万円の時計を手にいれてほしいのです。なのであえて私は「失敗」と言わせていただきました。
これはほんの一例です。
少し極端な例だったかもしれません。しかし今回の例に似た経験をされたこと、ありませんか?
今貯金を続けているけどなかなか貯まらない、という方は一度貯金をしている目的をもう一度考えてはいかがでしょうか?
たかひろ